古賀誠の発言 (運輸委員会)
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○国務大臣(古賀誠君) きょうは、鈴木先生の方から国際観光の重要性のお立場に立って御論議をいただいているわけでございます。申すまでもなく、この国際観光といいますのは、いろいろな方々に直接日本の国を訪ねていただくということ、これは国と国、人と人、まさに直接的な交流を通じまして、今先生がお触れいただきましたように、日本の文化や歴史も知っていただくでしょうし、またそうすることによって初めて日本の国に対する理解、そしてまた日本の国民に対する信頼、そういったものが構築されてくるものだというふうに思っております。そういう意味からも、私は、この国際観光の重要性というのは非常に大切な分野だというふうに認識をいたしております。
ただ、残念ながら先生が冒頭お触れいただきましたように、日本から外国を訪ねる方々はおかげさまで順調過ぎるほど順調に推移をしてまいっておりますけれども、逆に日本の国をお訪ねいただく外国の観光客が非常に低い水準にあるということは、担当いたします私といたしましても大変残念なことだというふうに思っております。そういうことを考えまして、今回この法案を提案させていただいているところでございます。
具体の取り組みとして、先生から査証の問題についてお触れをいただいたわけでございますけれども、御承知のとおり、国際観光を振興するに当たりまして、一つの大きな分野がこの査証の緩和の問題だろうというふうに私も認識をいたしております。運輸省といたしましては、外務省に対しまして、旅行業界の方々のそれぞれの意見を聞かせていただく中で適時緩和について要望いたしてきているところでございます。
特に、中国との問題について具体的にお触れいただきましたけれども、現在、運輸省からの申し入れもございまして、外務省におきましては、御心配をいただいているような不法滞在や不法就労防止等の観点を総合的に検討しながら査証の緩和につきまして今検討いただいているというふうに聞いております。
また、一査証の問題だけではなくて、先生も御指摘いただいたように、さまざまな分野で今後検討していかなければいけない問題があろうかと思います。例えば、国際観光振興会の今後の活躍の場をどう力強く推進していくかという具体的な先生の指摘も一つあろうかと思いますし、また地方公共団体や観光関係団体の方々との連携をどのように深めていくかという問題もございましょう。いろいろなものを総合的にこの法案を提案させていただいた中で一つずつ前進をさせていくために最大限の努力をしてまいりたいと思っております。
特に、観光局が観光部になった経過につきましては政府委員の方から答弁させていただきましたけれども、今こういう行政改革という非常に難しい時期でございますので、それではまたこれを局にというのはなかなか困難なことだろうと思っておりますが、いずれにいたしましても中身のやる気によって全職員が一丸となる。おかげさまで、地方自治体の方では今までより以上に観光に非常に力を入れていただいている地方自治体がふえてまいっておりまして、観光課だとか部とかという単独のはまだなかなか少ないようでございますけれども、商工観光部だとか課だとかということで観光の二文字が入ってきている地方自治体が非常に多くなってきているということは大変私どもとしては心強いことだと思っております。
そういう意味で、予算の確保等を通じまして、局に負けないような職員の前向きな姿勢というものを私ども力を合わせて喚起していく中で期待にこたえていきたいというふうに思っておりますので、御支援また御指導を心からお願いを申し上げる次第でございます。