戸田邦司の発言 (運輸委員会)
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○戸田邦司君 平成会の戸田でございます。
本日は国際観光の振興に関する法律の審議ということでございます。今国会、本委員会における法律の審議、最終日となるわけでありますが、我々ももちろん本法案の成立に大賛成であります。
最近、地方分権論というのが盛んに言われておりまして、これを究極まで進めてまいりますと、国の役割といいますか、それが非常に限定されたものになるんじゃないか。地方分権と皆さん言っておられますが、私はこの言葉は余り好きじゃありませんで、何か国が権限を地方に分けてやるぞというような響きさえありまして、本来の意味でいきますと真の意味の地方自治ということになるだろうと思いますが、地方の役割が非常に重要になっていく、そういう時代になっていくということではないかと思います。
そうなりますと、その国の役割ということでありますが、国の役割というのは本来外交とか安全保障、危機管理、基礎的な社会保障、あるいは基本的な教育の仕組み、そういったことに非常に限定されてくるんじゃないかと思います。
国家とそれから国民生活の根幹にかかわる問題だけを中央政府が扱っていくということが理想ではないかと思いますが、そういった仕切りで考えますと、この観光というものの位置づけが非常に重要になってきはしないか。我が国の国際的な社会での位置づけ、評価、そういったことの一環としてこの観光というものが果たしていくべき政策といいますか、そういったことを国が重要視していかなければならない、そういうことになりはしないか、こう思っております。
そこで、我が国に対する評価とか国際的な社会における地位、そういった観点から考えての重要さということになるわけでありますが、運輸大臣のこの観光というものについての御認識はいかがなものか、御卓見をお伺いしたいと思います。