筆坂秀世の発言 (運輸委員会)
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○筆坂秀世君 内部資料が何で入ってきたのかあれですが、これを見ますと、運輸省官僚のゼネコンへの天下り、これが相当すさまじいものがあるというのがよくわかります。例えば港湾局で見ますと、マリコンというのがあるんですね、港湾関係の建設会社。ゼネコン、マリコンへの天下りというのはこれは大変なもので、私、きょう後でもし大臣何だったら差し上げますけれども。
名簿を持ってきましたが、ちょっと一部紹介しますと、例えばゼネコンあるいはマリコンの大手である五洋建設には顧問二名、副社長、常務、これ運輸省から天下っている。うち三人は元港湾建設局長という要職についております。東亜建設には顧問三名、相談役、そして社長が天下っている。このうち二名が元港湾局長で、あとは港湾建設局長。東洋建設は顧問二名、専務一名。国土総合建設は名誉顧問と社長。若築建設は顧問と専務等々が天下っている。これ、ほとんどが港湾局長や港湾建設局長であります。この方々がまさに港湾をつくる、その建設工事を請け負うゼネコン、マリコンに天下っている。
もう一つ、コンサルタント会社があります。日本港湾コンサルタント、ここには相談役二名、元港湾建設局長と港湾技術研究所長が天下っている。これは港湾の設計を運輸省から受注しているこういう会社です。会長は元港湾局長。社長及び副社長は元港湾建設局長。
これじゃ発注する人、設計する人、請け負う人と、局長という名前が常務になったり専務になったり社長になっただけで、これ文字どおり運輸省が上から下までこういう事業を独占している。私は取り上げましたけれども、この前、財政構造改革会議の最終報告が出て閣議決定されたけれども、公共事業の浪費のいわば典型になっているのがこの港湾建設ですよ。ここに運輸官僚がこれだけ天下っておる。これではこの浪費にメスは入らない、港湾整備計画、浪費の構造、私これを改めることはできないと思うんです。
今、財政再建で大変だ、国民にいっぱい犠牲を転嫁する、医療保険を改悪する、あの財政構造改革会議なんかが年金も改悪する、教育予算を切り捨てる、中小企業予算なんというのはずっと下がりっ放しなのにまだ下げるといっているときに、こういう実態がある。私、こういうところにメスを入れてこそああ政府も財政構造改革に本気で取り組むようになったということが言われると思うんです。
大臣最後に、時間ありませんので、やっぱりこれちょっと改めないと、前、農水省官僚の天下りをやったときに橋本首相が私の言ったことを聞いて、なるほどそれは度が過ぎるということをおっしゃいましたけれども、度が過ぎると思いませんか。