瓦力の発言 (建設委員会)
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○瓦国務大臣 さきの質問に関係して若干申し上げておきたいわけでありますが、委員御指摘のように、背景を見ますと、建設投資が横ばいでございまして、加えて、建設業者数が、平成二年度に比べまして平成九年度におきましては一一%ふえておるわけであります。そしてまた、御指摘のように、景気が足踏み状態である、加えて、公共投資が抑制されておるわけでありますので、経営環境は極めて厳しいということを先ほどお答えをさせていただいたわけであります。
また、これに対しまして、メーンバンク等の破綻による資金確保の困難化、また、委員が今御指摘のように、ビッグバンを控えた金融機関の取引先の選別強化などに加えまして、金融機関の融資動向は建設業の経営に非常に大きな影響を及ぼしておるわけでありますので、これらにつきましても、強い関心といいますか、注視をしてまいっておるところであります。
加えて、こういう状況でありますから、各省庁と連携を密にいたしまして、政府系の金融機関の活用等を図り、また、中小建設業者に対する円滑な資金供給が図られるように努力をしておるところでございます。
また、今、建設業界が淘汰されるに任せるのか、こういう厳しいお尋ねでございますが、建設省といたしましては、こうした状況を踏まえまして、中小、中堅建設業者が上位ランクの工事に参入しやすくするための入札・契約制度の改善を図るとか、あるいはまた、不良債権の処理等を促進するための赤字会社の指名排除というのがあるわけでありますが、こういう取り扱いがなされないような努力もしていかなければならぬ。これは総理指示もありまして、こういう困難なときでありますから、赤字会社の指名排除扱いというものを是正してもらいたい、こういう努力もいたしておるわけであります。また、政府系金融機関の活用による中小建設業者への円滑な資金供給が確保されるようにしてまいりたい。
また、経常JVの活用など企業連携、協業化、それらの強化によりまして経営力の安定を図っていくような方向づけでございますが、そういうような努力をしてもらう。そういう措置を講ずることによって、建設業者の経営の安定、また、財務体質の強化を図っていかなければならぬ。
こうしたことが、今厳しい経済情勢下でありますが、委員御指摘のように、建設業の構造改革ということにある面ではつながると思うわけであります。こういう時期でありますので、建設業界も緊張をした中にあるわけでありますが、体力を強めていただく、そういうような方策をこれからも講じてまいりたい、こう考えておるわけであります。