高野博師の発言 (外務委員会)
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○高野博師君 大使の皆様、大変御苦労さまでございます。
最初に、ペルーについてお伺いいたします。
二〇〇〇年のフジモリの三選についてどういう見通しを持っておられるか。最近、特に支持率が非常に下がっていて、今十数%だと思いますが、フジモリさんのイメージが非常に強権的だとか、あるいはユダヤ人のテレビ局経営者の市民権を剥奪するとかユダヤ人を敵に回したのではないかということも言われているとか、あるいはモンテシーノス顧問とか軍部のかいらいではないかとか、あるいは僕がちょうどペルーに行っていたころに出生地の疑惑の問題がちょっと出ておりまして、近隣諸国の要人からよく聞かれました。
こういう問題があって、先ほど大使がおっしゃったように経済状況、失業問題もあるということで、この三選がもし二〇〇〇年になくなった場合に、今まで強権的と言われるフジモリさんの進めてきた経済改革等について後退があるのか、あるいはこの三選がなくなったことによって日系社会に何らかのはね返りがあるのかどうか、その辺についてお伺いしたいと思います。
それとの関連で、日本が今やっているODAとか経済協力について今のままでいいのかどうか。私は経済的にはいいんだろうと思うんですが、もう少し文化面あるいはスポーツ面とか、そういう交流も盛んにやった方がいいのではないかと思っております。
それから、メキシコについては、先ほど大使のお話がありましたけれども、移住百周年ということで移住に関しては一つの区切りがついているのかなという印象を持っているんですが、これから日系人の役割というのを新しく見直す必要があるのかどうか。
それから、特に最近メキシコでは麻薬問題が深刻になっている、さまざまな犯罪も起きているということで、この麻薬組織が軍部とか政府内部にもかなり浸透しているという情報もありますが、この点について大使は現地におられてどのようにとらえておられるのか。