浜中裕徳の発言 (環境特別委員会)

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○政府委員(浜中裕徳君) お答えを申し上げます。
 我が国政府が先般数値目標の提案を行ったわけでございますが、その裏打ちといたしましてできる限り実行可能性のある削減の見積もりを行ったわけでございます。
 その結果をかいつまんで申し上げますと、エネルギーの使用に由来する二酸化炭素につきましては、一九九〇年比でゼロ%と申しますか、同じレベルまで削減をする、これは既に一九九五年度で二酸化炭素の排出量が八・三%九〇年比で増加をしてございますので、その八%余り、九%近くを実際には二〇一〇年に向けて削減をしていくという数値に相当するものでございますけれども、そうした削減をしようということで積み上げをしているわけでございます。
 その内訳は産業部門なりあるいは民生部門あるいは運輸部門という形で分かれるわけでございますけれども、産業部門につきましては、二〇一〇年に九〇年比で約七%の削減をしていこうということでございます。民生部門につきましては、既に一九九五年で九〇年比一六%の増加ということでございますから、これを大幅に削減いたしまして二〇一〇年にはおおむね一九九〇年と同じレベルまで戻すと、こういうことでございます。運輸部門につきましても同様に、既に九五年度で一六%も増加をしております。今後放置いたしますと、二〇一〇年には九〇年比で四割近くふえてしまう、こういう見通してございますが、これに対しまして厳しい努力を積み重ねまして、これは結果としては二〇一〇年には九〇年比では一七%増加と、こういうことになってしまうわけでございますが、九五年に既に二八%増加をしておりますので、その九五年との比較で申しますとわずか一%の増加に抑え込む、こういうような見通しでございます。
 以上のような削減対策の積み上げを全体として合計いたしまして、エネルギー由来の二酸化炭素排出量につきましては九〇年比でゼロ%という対策の積み上げをしているところでございます。
 このほかに、我が国提案におきましては、二酸化炭素以外のメタン及び亜酸化窒素などについての排出抑制対策も積み上げているところでございまして、これらの他のガスの対策によりましておおよそ二酸化炭素の量に換算をして九〇年比〇・五%分の削減をさらにこの上に積み上げていると、こういう状況でございます。

発言情報

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発言者: 浜中裕徳

speaker_id: 15617

日付: 1997-11-19

院: 参議院

会議名: 環境特別委員会