上杉光弘の発言 (本会議)
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○国務大臣(上杉光弘君) 平野議員にお答えいたします。
まず、今回の法改正による投票率向上への効果についてのお尋ねでございますが、個々の選挙の投票率は候補者の顔ぶれや選挙の争点によって左右されますため、今回の改正によります投票率向上の効果を具体的な数値で示すことは極めて困難でございます。しかしながら、投票時間の延長や不在者投票制度の改善によりまして、有権者にとってはより投票しやすい環境が整備されることになりますので、投票率向上に相当の寄与をするものと考えております。
次に、投票時間の延長に伴う開票事務への影響についてのお尋ねでございますが、今回の改正により、選挙によっては、大都市圏を中心に一部の市区において即日開票が困難となるおそれがあると考えております。自治省といたしましては、各市区町村に対して開票作業の簡素合理化などの見直しを行っていただき、でき得る限り即日開票ができるよう努めてまいりたいと考えております。
最後に、参議院の三重県選挙区と鹿児島県選挙区の定数の逆転問題についてのお尋ねでございますが、御指摘のとおり、参議院議員選挙の三重県選挙区と鹿児島県選挙区についてはいわゆる定数の逆転現象が生じているところであります。定数是正を初め、参議院議員の選挙制度改革につきましては、与党三党では、昨年十月三十一日の政策合意において、「議員定数の削減を前提にし、民意がより良く国政に反映されるよう、早急に選挙制度見直しを開始する。」とされ、鋭意検討が行われているところと承知いたしております。
また、平成会におきましては、さきの通常国会に参議院議員の選挙制度の改正を内容とする公職選挙法の一部を改正する法律案を提出され、本国会に継続審査となっているものと承知いたしております。
この問題につきましては、今後さらに国会を初め各党各会派で十分御論議を深めていただき、自治省といたしましては、その結果を踏まえて適切に対処してまいりたいと存じます。(拍手)
〔国務大臣下稲葉耕吉君登壇、拍手〕