伊吹文明の発言 (本会議)

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○国務大臣(伊吹文明君) 三点のお尋ねがございました。
 まず、育児をサポートする有償ボランティア制度についてでございます。
 育児の援助を行う人とそれから援助を受けたいという人から成っております会員組織をつくり子育て支援を行う市町村に対しまして、労働省としては各種の援助を行っているところでございます。今後とも、より多くの市町村においてこの事業が広まりますように、その普及促進について、御指摘がございましたように積極的に取り組んでまいりたいと思います。
 第二は、時間外労働についてのお尋ねでございます。
 改正法案では、上限に関する基準を労働大臣が定めること及びこの基準を労使が遵守すべきことを労働基準法に規定しておりまして、これにより、長時間の時間外労働の抑制に実効を上げたいと考えております。上限に関する基準の具体的な水準は、中央労働基準審議会の意見などを伺って適切なものとしていく考えであります。ただ、具体的水準については、時間外労働の実態等に十分考慮をし、現実的に定める必要があろうかと考えております。
 第三に、裁量労働制についてのお尋ねでございます。
 改正法案は、御指摘のような問題が生じないように、長時間労働やこれによる健康への悪影響を防止するため、業務の遂行状況の把握や働き過ぎ防止、健康確保のための措置などを労使委員会における全会一致の決議で定め、実施することを要件といたしております。また、労働組合が存在しない中小企業等の事業所においても労使委員会が十分に機能できますように、労働者代表の適正な選任を担保するための手続や決議、議事録の労働者への周知等について、法律でこれを明確にしているところでございます。したがって、御審議を経てこれが正しく運用されれば、必ず世界に通用する労使関係を確立し、日本の経済や社会に新たな活力を注ぎ込むことができると考えております。(拍手)
    —————————————
    〔議長退席、副議長着席〕

発言情報

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発言者: 伊吹文明

speaker_id: 3636

日付: 1998-04-21

院: 衆議院

会議名: 本会議