岡田克也の発言 (予算委員会)

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○岡田委員 きょうは、私も四時間目になりますので、幾つか積み残した問題を議論しておきたいと思いますが、そのまず第一は、武力行使の問題について少し議論したいと思います。
 武力行使の問題は、例えば既にこの委員会でも何度も議論されております日米防衛協力のガイドラインの関係の立法をするに当たっても、武力行使に当たらない範囲ということは当然前提になるわけでありますが、その線引きの問題というのは立法上当然出てくるわけでございます。
 あるいは、今提案をされる予定、もう閣議決定を経ておりますけれども、PKOの見直しにつきましても、これは武力行使そのものではございません、武器の使用ということでありますが、武器の使用の方法について、従来の国会での政府側の答弁とは違う考え方で法改正が出てくる、こういうふうに理解をしております。
 したがって、その背景にある武力行使というものについてきちんとした考え方の整理をしておく必要があるのではないか、そういうふうに思って、きょうは、外務大臣、防衛庁長官、そして法制局長官と少し議論させていただきたいと思っております。
 言うまでもなく、憲法九条は第一項で、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」こういうふうに書いておりまして、これをもって、基本的に日本というのは武力行使が禁じられている、こういうふうになっていると思います。ただ、個別的自衛権の範囲での武力行使というものは、これは国家の基本権、生存権からくるものとしてこれを認める、こういう考え方だと思います。
 まず、私の今申し上げた武力行使についての九条の考え方は以上でよろしいかどうか、法制局長官、お願いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 114205261X02719980318_002

発言者: 岡田克也

speaker_id: 12424

日付: 1998-03-18

院: 衆議院

会議名: 予算委員会