守住有信の発言 (行財政機構及び行政監察に関する調査会)
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○守住有信君 先ほど冒頭のところ、調査会長から、ここの調査会ができる直前からこの問題意識というか経緯を御説明になりましたので大分前を思い出しましたけれども、私はそれ以前にずっと、もう十何年前から決算委員会、やっぱり参議院は決算だという認識がありましたから、これを離れぬで今もずっとやっております。それをずっと審議して、総括から個別からやっておった中で、今いろんな議論が出ておりますような検査院の限界というものを検査官にもぼんぼんやってみましたけれども、当時痛感したわけですね。
そのもっと前に各省庁には内部監査というのがあるわけだ。内部の監査というよりも検査だな。ところが、これにやっぱり自信を持たせにゃいかぬ。いわゆる局あって省なしかな、縦割りになっておるから。それを横断的に、まず適法性をやれるのは内部監査だ。したがって、今度は行政上の評価的な要素を入れていく場合も、やはりまず省庁のみずからの自律というか、ここから始まってということ、そして次のやつが適法性の会計検査院。ところが、これは限界あり。
そこで、盛んに私は決算委員会で行政監察の方を呼び出しまして、両方並べてやったんだ。行政監察も非常に効果を上げていますね。いろんな悉皆調査、抽出法じゃアンケートもやって、こんな厚いレポート、提言していますよ、各省庁に勧告という形で。ところが、勧告の保障がない。立派な行政監察の勧告が各省庁に向かって出ているけれども、これをバックアップするいわば内閣というか総理というか、あるいは国会というか、これのバックアップ体制がないということを痛感しておったんです。そういうところにもう何年前ですかな、二、三年前だな、この調査会を参議院でまずみずからつくるという、これが一番スタートだったですね。衆議院の動きよりもっと早いんだな、ここが。
そして今お話しのようないろんな学者先生方、その他フリートーキングもやりながら詰めていって、だんだんと今度は評価の問題に入ってきたと、こういう感じがしておりますけれども、やはりもう一遍原点に戻って、今までの仕組みの強化策も積み重ねながら、その延長線上の参議院、国会としての機能、役割というものに視点を持っていかにゃいかぬだろうなと、こういう感じがしております。
しかし、何せこの評価というのはなかなか難しいから、まあそこは最後は政治で、本当を言うとその評価も予算にあらわれてくるわけですよ。その重点志向は必ず予算にあらわれてくる。そこがまず私は予算委員会のあり方であり、その予算のためには前年度までの決算の中でえぐっていって、それが翌々年ぐらいになりますけれども、翌々年の予算編成に本当に反映されなければ国会というものの役割、三権分立の役割というものはできないんじゃないか、こういう大筋の気持ちでおるわけで、あとはいろいろな、評価という問題は非常に難しいからこの点は後回しにしておきますけれども、その程度で言わせていただきます。