緒方靖夫の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○緒方靖夫君 日本共産党の緒方靖夫です。
きょうは別の所属委員会が開かれておりまして、途中抜けて大変失礼いたしました。
私は、審議会での議論について先生にお尋ねしたいんです。
実は、いろんなことを漏れ聞くわけですけれども、例えば二月二十五日付の読売新聞に報道され夫こととも重なるんですけれども、審議会の下河辺委員を中心にしていろんな案がまとめられているということで、その一つとして、南関東大震災の可能性を視野に入れた緊急避難地としての候補地の選択という提起です。それから、これはちょっと信じがたい話なんですけれども、皇居移転などを含めた本格的な首都移転候補地、これを二つに分けて検討するという、そういう案だというんですね。
この真偽のほどをひとつお聞きしたいんですけれども、とりわけ前者の方、この問題については、この中で下河辺委員の提案ではということで、東京が首都圏直下型の大震災に見舞われた場合、現状では首都機能が麻痺しかねない、このために災害発生時に危機管理の司令塔的役割を果たす移転先を一日も早く確保する必要性を重視する、そして国家的一大事業としての移転論とは一線を画したものにならざるを得ない、そういうことが一つ述べられているんです。この方向で、来年秋をめどにした最終的な候補地の選定作業が、事実上緊急避難地の絞り込みを先行させる形で進むことが予想されるという、そういうことが言われているんです。
この真偽のことを全体としてお尋ねしたいんですけれども、私が思うには、このとおり、特に災害対策ということを優先して考えるということでいうと、従来の移転論とは相当大きな変化が生まれる、また生まれていると思うんですね、この議論の中には。それが一つです。
それから、とりわけ東京の扱いなんですけれども、比較考量するという関係でいうと、結局、関東の大震災を回避するための地震対策優先の移転ということになると初めから東京は除外されているわけです。したがって、東京との比較考量ということは初めからないということを前提にして選考過程がずっと進むことになる、最終的なことを含めて。ですから、そうなると一体これまで行われてきた国会移転の論議というのは何だったのかなという気がするんですけれども、その点、ちょっと先生にお尋ねしたいと思っております。