田浦直の発言 (国民福祉委員会)

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○田浦直君 これは、今度は診療する医療機関からいいますと、幾つかの種類の薬が同じ病気でできるわけですね。例えば、この薬は無料です、この薬を使うなら三十円ください、あるいはこの薬は患者さんから五十円追加していただかないといかぬ、そういうふうなメニューをそろえて見せなければならぬというふうな状態に今度はなるんじゃないかなと僕は思うんです。そういうことを本当に医者がやるものなのかどうか。
 その中で一つ、患者さんの方からいえば、薬だからいいのがいいと言われるんじゃないかなと思うんですが、逆に言うと、今度は無料でいいという薬をもらう患者さんは心の引け目というものができてくるんじゃないかなというふうな、医療機関においてはまたいろんなそういう問題が生じてくるような気がしてならないわけです。そこはやっぱり医師と患者との信頼関係が損なわれる気がするわけで、しかも三十円の薬と五十円の薬とただの薬とがどう違うかということを患者さんに一つ一つ説明はできないですね。
 そこら辺がこの参照価格制が医療機関では非常にやりにくいんじゃないかなと私は思っているんですが、その点はどう思いますか。

発言情報

speech_id: 114214333X01519980521_010

発言者: 田浦直

speaker_id: 2854

日付: 1998-05-21

院: 参議院

会議名: 国民福祉委員会