高木俊明の発言 (国民福祉委員会)
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○政府委員(高木俊明君) 現在の薬価基準制度、いわゆる公定価格として定めております薬価基準制度は、戦後導入されてもう五十年なれ親しんだ制度でありますから、これを新しい制度に変えていくということについてはやはりそれなりに困難が伴うというふうに思います。
医療機関サイドの説明が必要になってくるというのは、諸外国において参照価格制度を導入している国では者やはりその点、医療機関、お医者さんの方は非常に煩わしいという声はあるようであります。しかし、今後の医療というものを考えた場合、やはり患者に対する説明と同意ということは、これはもう申すまでもなく非常に重要になってくるわけでありますし、そういったような中でこれが必要だということは、もう申し上げるまでもなく患者と医師との信頼関係というものを醸成していく、そのことが患者さんといいますか、国民にとっても、また医師にとってもよい関係というものをつくっていくことになるということだろうと思います。
そういった非常に大きな流れの中で考えますと、この参照価格制を導入した中において医師が薬を患者さんにも説明をしていくというようなことについては、やはり一つの時代の流れとして必要になってくる、これがお金を取る取らないにかかわらずそういった面というものはこれからますます重要になってくるのではないかというふうに考えております。
そういう流れの中で考えますと、私は、この参照価格制を導入するということが、特別な過重な負担になっていくというふうなことがあってはならないし、またそういうようなことというものではなくなるような医師と患者の関係というものが今後期待できるのではないか、また私どもとしては期待したい、こんなふうに思っております。