大野功統の発言 (金融安定化に関する特別委員会)
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○大野(功)議員 宮本議員の御指摘、全くそのとおりでございます。
日本の経済はまさに深刻な状況を迎えておりまして、景気が悪い。こういう中でこそ、金回りでもよければ救われるのでありますが、金融機関は貸し渋りをやります。貸し渋りのみならず、貸した金を返せ、融資の回収という現象まで見られるわけであります。こういうことでは中小企業は大変な深刻な状況になりますし、今失業率も四・三%、雇用不安も起こってくる。これに対して、何としてでも大きな安心感を与えていくのが、我々政治家の務めでございます。
もとより国の方は、例えば政策金融を活用していくとかあるいは信用保証枠を拡大していくとか、あらゆる努力をやっておりますけれども、それでは十分ではありません。そういうことに基づきまして、何としてでも信用収縮を押しとどめていく、このような目的に従いまして、本法金融機能早期健全化措置法では、三条一号で、金融機能に著しい障害が生じることを未然に防止する、これこそ今宮本議員おっしゃったように、世界が注目している、国民が待ち焦がれている、マーケットが望んでいる、こういう措置であると思う次第でございます。
もとより、この意味は、個別銀行を救済することではありません。個別銀行につきましては、存続が著しく困難な銀行は相手にしない、こういうことを明確に法律に規定しているわけであります。
事前にやる。このことにつきましては、もとより歴史の大きな流れは事前の調整から事後の監視という社会を構築していく、あるいは不明瞭なるものから明確な世界をつくっていく、これが大事であります。しかしながら、この意味は、私は今回の措置は決して矛盾するものではない。未然にこれを防止して、その防止のやり方は、法に基づき、そしてルールをつくって、ルールに従って大胆にやっていく。
簡単に申し上げますと、事前に金融機能を健全化する措置は、例えば経営健全化計画を義務づける等々と一定のルールの上に立って断固として迅速に大胆にやっていく、このことでございます。大胆かつ迅速に現下の情勢に対応して現在の危機的状況を乗り越えていく、これが私は喫緊の課題だと思っております。