宮本一三の発言 (金融安定化に関する特別委員会)
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○宮本委員 確かにいろいろな意見がございますが、引き当て率などについても、ハードルを高くすれば、それだけ確かに金融健全という意味ではいいわけでございますけれども、逆に、それではまた貸し渋りに拍車をかけはしないかという点、また低価法の採用についても、同じように金融収縮が非常に強く出てきはしないかという意見、本当に大事なポイントだと私は思うわけでございます。
特に、今我が国が求められている最大の問題は金融収縮対策をどうするかということ、これを最優先の課題として考える場合に、いろいろな会計原則等の意見はもちろん尊重しなければいけないけれども、世界が注目している日本の貸し渋り対策がどうなるか、そういう観点に大きなウエートを置いてこの際考えていただきたいというふうに思います。
それから自己資本比率の問題でございまして、自己資本比率が八%以上の銀行はしっかりしているのじゃないか、公的資金による資本増強なんというようなことの対象にすべきではないのじゃないか、こういうふうな意見もあるやに聞いておりますし、それはそれで確かに、できることなら、しっかりした金融機関は公的資金などを入れずに自分でやれという意見も説得力があると思いますけれども、しかし、金融収縮の問題を頭に置いた上での現下のこの法律案の審議でございます。一体、提案者はどのような考え方でいるのか、御説明願いたいと思います。