山本幸三の発言 (金融安定化に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○山本(幸)議員 自己資本比率が二%未満、まあ私どもは著しい過少資本行、大体〇から四%を念頭に置いて考えているわけでありますが、そういう銀行、確かに問題があるではないかという指摘はよくわかりますが、ただ、その自己資本の毀損がどういう状況で起こってきたかということは十分考えるべきだろうというふうに思っております。
 例えば、不良債権問題の最終的な解決というのは、バランスシートから不良債権を落としていく、オフバランス化するということによって初めて成るわけであります。そして同時に、借りている企業の方も、そういうことが銀行との間で話し合いで行われて債権放棄なりが行われれば生き返るということになるわけでありますから、そういう意味で積極的に償却を、直接償却を進めるというようなことをやって、そのときは一時的に自己資本は非常に毀損するかもしれませんけれども、長い目で見れば銀行経営としてはむしろ健全化するということも当然あり得るわけでありますから、そうした自己資本比率が毀損してくる状況を十分勘案してやっていくべきだと思っております。
 また、著しい過少の資本行でありましても、当然、地域経済にとっては大変重要だということがあるわけでありまして、その存続を図るために地域の経済界が一致して協力しよう、そして、その健全性を図って業務を継続させた方がいいということもあり得るわけでありますので、公的支援をすることも必要となるという場合もあり得るという意味で、一律に取り扱うべきではないものと考えております。

発言情報

speech_id: 114304056X02019981009_027

発言者: 山本幸三

speaker_id: 386

日付: 1998-10-09

院: 衆議院

会議名: 金融安定化に関する特別委員会