佐々木知子の発言 (国際問題に関する調査会)
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○佐々木知子君 馳議員の質問とも関連するんですけれども、まず常任理事国入りということで、日本が常任理事国になったといたしましても当然拒否権のない常任理事国になるわけでございます。ドイツとか、それから例えばインドとかブラジルとか、いろいろ報道されているのでは常任理事国入りを目指している国というのが幾つか挙げられていますけれども、現段階、日本はどの程度常任理事国入りというふうになっている段階なのかということが一点。
それから、拒否権のない常任理事国になるメリットというのですか、メリットという言葉を使うとまずいのかもわかりませんけれども、一般の人としゃべっていますと、それはコミットメントをふやされるだけではないか、金を随分注入させられるだけであって、ちっとも日本にとってはメリットにならないのではないかというような一般の意見というのがかなり強いように思われます。だから、それをちょっと御説明いただきたいということ。
それからもう一点は、憲法九条があって日本が武力を出せないことはもう当然のことなんですけれども、例えば湾岸戦争でお金だけは出しましたが武力は出せなかった。これについて各国で非難とか、一般人は特に非難しているということも結構あるのですけれども、日本の憲法九条があるということについて各国がどれだけ理解を示しているのかということに私はすごく危惧の念を抱いています。それについてちょっとお答えいただきたい。
これに関連しまして、日本は少し広報が下手なのではないか。別にこれは国連だけに関してではありませんけれども、日本の立場というのは知られていないのではないかということを非常に危惧しております。私は前職の関連で、ニューヨークの本部ではありませんが、ウィーンの支部の方にたびたび出張していたのですけれども、日本というのは本当に発言が少ない。発言というのと分担金とがもし比例するのであれば、日本の分担金は一番低くていいのではないか。何も分担金を出していないアフリカなどの発展途上国が次々と手を挙げていろんなことを言いたい放題のように言われますが、日本は本当に、謙虚と言えば謙虚でございますが、何もおしゃべりにならない。こういうような状況はいかがなものか。馳議員が職員が少ないということも挙げておられました、それとも関連するのかもわかりませんが。
大まかに分けて三点、お答えいただければ幸いに存じます。