山本一太の発言 (国際問題に関する調査会)

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○山本一太君 私の質問も今までの委員の方々の質問に関連するんですが、いろいろお聞きしたいことがあるんですが五分以内ということなんで、二問に絞って伺いたいと思います。
 今、自由民主党の中に国連貢献議員連盟というのがあります。日本の常任理事国入りを推進するという目的でつくりまして、私が事務局長を務めておりまして、明石所長にも、当時明石次長だったんですが、来ていただきました。
 安保理改革の話は、御存じのとおり、昨年、ラザリ総会議長の提案が出てから初めて現実のものとして議論されるようになってきて、機運が盛り上がってきた中で、最近の状況を見ていると極めて難しい状況になっていまして、それこそことし末ぐらいまでが恐らく山じゃないかというふうに思われます。
 日本政府も水面下でいろんな努力をしているというふうに伺っておりますし、その枠組み決議案を出せるかどうかといういろんな戦略を立てながら今交渉していると思うんですが、前回明石所長に会ったときにどうずればいいんでしょうかとお聞きしたら、イタリアのフルチという大使がいてこれが随分邪魔をしている、国際関係において、国連においてやっぱり個人の持つ影響力というのは非常に大きいということだったんで、すぐイタリア大使館に行きました。イタリア大使に会って、フルチに文句を言ってくれと言いました。そうしたら、イタリア大使に日本の女性はかわいいとかいってごまかされてしまいまして、それで帰ってきたわけなんです。
 明石所長がずっと国連の中におられたその発想から、この今の状況を打開するためのブレークスルーになるようなアイデアが何かあれば、一言お聞きしたいと思います。アメリカのように例えば議会を使って国連にプレッシャーをかけるというような、百八十五カ国の代表部に議員の署名を集めて送ってみたり、いろんなことをしてみたんですが、何かアイデアがあればひとつお聞きしたい。
 もう一つは、馳委員や佐々木委員がおっしゃったことなんですが、私は、安保理入りの議論の中で欠けているのは、特に国民のレベルからいうと、常任理事国になる理由はわかりました、しかし日本が安保理に入って一体どういう常任理事国を目指すのかという話が欠けていると思うんです。それは具体的に常任理事国になったときに日本が何ができるのかということで、軍縮等も明石所長が専門でやってこられたので、例えば軍縮でこういうことができる、環境でこういうことができる、こういう決議が出せるみたいな何か一つでもそういうアイデアがあれば、具体的にお聞かせをいただきたいと思います。これはもう佐藤大使がこれから引き継いでやっていただくお仕事でもあると思います。

発言情報

speech_id: 114314308X00219980925_011

発言者: 山本一太

speaker_id: 17573

日付: 1998-09-25

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会