宮澤喜一の発言 (日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会)

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○国務大臣(宮澤喜一君) ただいま議題となりました一般会計における債務の承継等に伴い必要な財源の確保に係る特別措置に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。
 我が国経済社会を健全で活力あるものとし、安心で豊かな福祉社会を実現していくためには、将来世代に安易に負担を先送りすることは許されません。このため、国鉄長期債務及び国有林野累積債務の処理に本格的に取り組むことは喫緊の課題であり今般、抜本的な処理を行うこととしたところであります。
 本法律案は、その抜本的処理の一環として長期債務等を一般会計へ承継等することに伴い一般会計の負担が増加するため、一般会計の財源を補完する観点から、郵便貯金特別会計から一般会計への特別繰り入れ及びたばこ特別税の創設等の措置を定めるものであります。
 以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。
 第一に、平成十年度から平成十四年度までの各年度において、郵便貯金特別会計から二千億円を限り一般会計に繰り入れること等を規定しております。
 第二に、税制上の措置として、平成十年十月一日からたばこ特別税を創設することとしております。
 たばこ特別税は、課税物件を製造たばことし、課税標準を製造たばこの本数とし、税率は原則として千本当たり八百二十円としております。
 第三に、たばこ特別税の収入は国債整理基金特別会計の歳入に組み入れること等を規定しております。
 政府といたしましては、以上を内容とする法律案を提出いたしましたが、本法律案につきましては、衆議院において、施行日を公布の日とすること、ただしたばこ特別税の施行期日については平成十年十二月一日とすること等の修正が行われております。
 以上がこの法律案の提案の理由及びその内容であります。
 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 宮澤喜一

speaker_id: 13804

日付: 1998-10-07

院: 参議院

会議名: 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会