真鍋賢二の発言 (環境委員会)
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○真鍋国務大臣 おはようございます。
私は、十一月二日から十四日までアルゼンチンのブエノスアイレスにおいて開かれた気候変動に関する国際連合枠組条約第四回締約国会議、いわゆるCOP4に日本政府代表として出席いたしましたので、その成果を御報告いたしたいと存じます。
同会議には、締約国百五十四カ国を含む百六十一カ国が参加し、本年九月に我が国において開催した非公式閣僚会議で確認された、京都会議で得られた取り組みの機運を維持するとの政治的意思を持って熱心な議論が行われました。
私は、我が国が京都議定書の早期発効に向けた議論の進展に大きな責務を有するとの考えのもとに、先進国間、先進国と途上国間、それぞれの橋渡しを図ることを最大の使命として、COP4前から非公式閣僚会議などの開催、中国訪問、米国要人との意見交換などを行いました。
ブエノスアイレスへの到着後は、COP4議長国であるアルゼンチンを初め、中国、米国、英国等十一カ国の環境大臣との二国間の協議を行いました。この中で、先進国、途上国を問わず、各国の大臣などの環境に取り組む強い熱意を感じたとともに、私からCOP4の成功のための協力を強く求めました。
COP4での議論は極めて多岐にわたり、先進国間、また先進国と途上国の間の意見の対立が随所に見られましたが、閣僚レベルでの交渉を経て、今後の国際交渉の道筋を定めたブエノスアイレス行動計画が採択されました。
行動計画についてはお手元にお配りしておりますので細目に触れませんが、その中で、特に排出量取引などの京都メカニズムについて、その原則、手続、指針等につき、COP6における決定を行うことを目的とした作業計画を決定いたしました。また、途上国の自発的約束についても、議長国であるアルゼンチンの主催のもと、先進国、途上国別に関心のある国が集まり、今後の協議の進め方について意見交換を行うなど、今後の途上国の参加問題について検討を進める可能性が開かれました。私としては、これにより京都議定書の早期発効の条件整備に向けた道筋が明らかとなり、同会議は期待どおりの成果を上げたものと考えております。我が国としては、ブエノスアイレス行動計画が着実に実施されるよう、今後とも国際的に貢献するとともに、国内対策を基本として実効ある施策を講じ、京都議定書上の義務を確実に果たしていけるよう万全を期してまいります。最後に、COP4に参加された議員の皆様を初め、COP4の成功という共通の目標に向かって御尽力いただいた環境委員会の皆様に心から感謝申し上げます。以上で御報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。