真鍋賢二の発言 (環境委員会)

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○真鍋国務大臣 京都会議におきまして決定されました議定書は、まさしく六%という数値をうたい出したわけであります。我が国としても、自主努力によってその目的を達成しなければならないという気持ちを終始持ち続けまして、今回の会議にも臨みました。
 それがためにという対策を諸所講じておるわけでありまして、私の大臣車も天然ガス車に切りかえましたし、また具体的な排出ガス効果についての対応を進めておるところであります。産業界におきましても、いろいろ計画を立てて、連絡をとり合いながらその目標を達成すべく努力をいたしておるところであります。
 努力した上で、その足らない部分をそれでは排出権処理でなしていこうかということでありますけれども、これもあくまでも暫定的なものでありまして、例えば、先般も中国の解振華環境保護総局長がお見えになりましてお話をさせていただいたわけでありますけれども、日本国としては、例えばイオン環境財団というのがありまして、そこでは育苗を中国に要請していまして、苗を育てた分に対しては一本五十五円で買い上げて、そして今回水害のありました長江とか嫩江とかというところに植樹をしようということで、これはもう大変な努力をしておる。経団連の方にもお願いをいたしまして、先般、水害に対する対応を植林でもってやっていこうという計画を打ち出してこられたわけであります。
 あれやこれやの対応をしながら、削減目標が六%に達せられるように、それは私は、ある意味ではカウントされないかもわからないけれども、カウントされるという意識を持ってやっていけば、必ず世界各国からはその排出権取引の問題についての協力は得られるんじゃないだろうか、そう思ってやっておるところであります。
 ですから、日本の顔が見えないというのじゃなくして、顔の見えるような環境外交をやっておるつもりでございますけれども、やはり京都議定書の開催国となりますと、それの発効を何としてもなさなければなりませんので、発効をするがためにということで今回もアメリカに参りまして、アメリカに対する要望をいたしまして、それがためにということで、十一月十二日にアメリカが署名をしていただいたわけであります。署名するのは当然であろうと私は思っておるわけでありまして、そういう要求をしながら、日本国としてパイプの役目も務め、そしてまた先進国のリーダー国としての力を発揮していかなきゃならないと思っておるわけであります。
 どうぞ先生、これからも御指導をいただいて、日本の環境外交をしっかりと顔のあるものとして進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 真鍋賢二

speaker_id: 14330

日付: 1998-12-03

院: 衆議院

会議名: 環境委員会