有馬朗人の発言 (経済・産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(有馬朗人君) おはようございます。
 御答弁申し上げます。
 今後も世界のエネルギー需要が増加していくと思うんですが、そういう世界のエネルギー需要を考慮し、それから我が国の社会が安定した発展を後世に向かって遂げていくためには、どうしてもエネルギーの確保ということは重要で不可欠だと思います。食糧の確保とエネルギーの確保は何としても我々は確保する努力をしていかなければならないと思います。そういう点で、公害の防止、特に地球温暖化防止のために世界的に活発な取り組みが行われている中で、原子力発電というものが従来に増して重要な役割を演ずるようになると私は考えております。いずれにしても、今まで以上に地球環境へ配慮をしてエネルギー問題を考えていかなければならないと思っています。
 こういうふうな状況に対応いたしますためには、いろいろなエネルギー源を最適に組み合わせていくことが必要であると思っています。
 まず、私は、新エネルギーというもの、特に太陽エネルギーというのは絶対今後開発していかなければならないと思っておりますが、同時に、風力であるとか太陽エネルギーというものが持っている絶対量における限界ということは私たちは正しく国民に知らせていかなければならないと思っています。そういうふうな新エネルギーも考えに入れまして、エネルギー源を最適に組み合わせていくことが必要であると思っています。
 その中で、原子力の持っている意義ということを考えてみますと、供給が安定しているということ、それから発電過程で炭酸ガスを発生しない、すなわち二酸化炭素を発生しない、温暖化の問題がないというふうな特徴があるということ、それから先生先ほど御指摘くださいましたように既に総発電電力量の約三五%を担う重要なエネルギー源になっておりますので、今後とも着実にその研究、開発、利用を進めていくことが極めて重要であると私は考えております。
 今後とも、平和利用の堅持、それから安全の確保ということを大前提といたしまして、国の内外の理解と信頼を得つつ、原子力研究、開発、利用の着実な推進を図らせていただきたいと考えております。

発言情報

speech_id: 114514062X01319990527_007

発言者: 有馬朗人

speaker_id: 14346

日付: 1999-05-27

院: 参議院

会議名: 経済・産業委員会