長谷川清の発言 (経済・産業委員会)

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○長谷川清君 原子力というものの正しい実情というものを知っておきたいと思っていろいろの角度から質問しておりますが、原子力という問題を考える場合には、私はやはり最大のテーマは完全に平和利用に徹し切るということだと思うんです。
 そういう点で大臣にもこれはひとつお答えいただければと思うんですが、国際社会の中にあって我が国の原子力政策というものについて欠くことのできない最大の要因は、私はまず、我が国は憲法九条の問題と非核三原則の問題、これは一時的なものではなく、政府がいかにかわろうとも永久なものであるということ、この宣言と同時に、我々の行いそれ自身がそれを裏づけていくという日常の行為、そういうものなくしては、国際社会の中から、我が国における原子力のウエートが高まっているということに対する理解、あるいは世界のベストミックスというものにも貢献をしているという逆の評価、そういう視点から何かが欠落をしてしまうのではないか、そういう心配がございます。
 私は、そういうことのためにも我が国におけるエネルギー戦略がなければならないし、いわゆるエネルギー基本法がなければならぬ、こう考えるのであります。ここの場合の質問としては、国際社会に対しまして、今はそういうものが我が国にはないけれども、そういう視点における常日ごろの、我が国が核兵器を持つようなことをゆめゆめ考えている人は国内にはいないと思うんです。しかし、他国から見た場合には、日本は資金力においても技術力においてもいつでも核武装ができる、そういう条件を持っているという目で見ていますから、非常に常にそこは用心してかからなければならない、こう思うのでありますが、その点についてはいかなる努力がされているか、これをお聞きしておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 114514062X01319990527_020

発言者: 長谷川清

speaker_id: 20901

日付: 1999-05-27

院: 参議院

会議名: 経済・産業委員会