高村正彦の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(高村正彦君) 外務省は我が国の外交政策や国益にかかわる重要な政策、ODA大綱に沿ってODAを実施しているわけであります。また、各被援助国の重点課題、分野等を明確にする国別援助計画を順次策定して公表すべく作業中でございます。現在、毎年公表している年次報告においてはODA大綱の運用状況について具体的に記述しておりますほか、ODA白書においても各被援助国ごとに当該国の経済社会状況、我が国との二国間関係、ODA大綱の観点も含めたODAの実績とあり方について記述をしているところでございます。今後とも、年次報告、ODA白書その他の媒体を通じてODAの実施状況についての情報公開を充実強化していく考えでございます。
 今、委員から、中国を例に挙げられまして、ODAを供与することについての否定的とも思われる点を幾つか列挙されましたが、それと同時に、やはり中国は改革・開放政策を進めている、それを支援することが日本にとっても利益になるとか、あるいは中国という大国を国際社会に建設的に関与させていくようにしていくことが世界にとっていいことだとか、そういう面もあるわけでございます。全体的なことを考えてやってまいります。
 それから、ユネスコの事務局長選挙との絡みで申されましたが、確かに国際社会の選挙には公職選挙法というのがないわけでありますから利益を供与して云々ということもあるわけでありますが、それは大きな意味でいろいろその二国間関係を見てまいります。見てまいりますが、それを余りに露骨にやることがまた逆に国際社会全体からのいろいろな評価というのもございます。そういったことも全体を考慮しながら、日本の国益というのを考えながらやってまいりたい、こういうふうに思っております。

発言情報

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発言者: 高村正彦

speaker_id: 15829

日付: 1999-09-30

院: 参議院

会議名: 決算委員会