河野尚行の発言 (交通・情報通信委員会)
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○参考人(河野尚行君) まず、北方領土に関してお話しいたしますと、ロシアのテレビ受信機というのはSECAM方式でございまして、NHKの方式、日本の方式とは違うんですが、現地に行った特派員等の報告によりますと、例えば釧路あたりで日本のテレビ受信機を買っていって北方四島では見ているということもあるそうでございますし、それからBSのアンテナを立てて放送を見ていると。
どういうものが役立っているかというと、余りきめの細かい地域放送をロシアの方ではやっていないらしくて、やっぱり海に生きているということもあって、日本の天気予報が大変役立っているということでございます。それから、最近は中古の自動車を買っていっているものですから、むしろラジオでNHK並びに民放の音楽番組等を聞いているということでございます。
それから中国に関しましては、昨年の九月、中国政府がNHKのワールドテレビとワールド・プレミアムを中国全土で配信することについては許可をいたしました。しかし、個人が外国の放送を受けることは中国は許可しておりませんから、現実におきましてはホテルとか外国人に限られているそうですけれども、これまで二百ぐらいは既にパラボラもつけてチューナーをつけているらしいということでございます。
それから韓国ですが、原則としては日本の番組の受信は禁止されておりますが、最近、金大中大統領はこれを時間的に緩和していくという方針だそうでございます。ただ、事実としては、かつて衛星放送が漏れるスピルオーバーについては非常に厳しかったんですが、そのためにNHKとしてはフットプリントを狭めて、しかも著作権等の関係で「NHK BS」というスーパーをしているんですが、現実としてはかなり多くの人たちがごらんになっている。
それから、ロシア、サハリンでもそのように伺っております。