岩井國臣の発言 (財政・金融委員会)

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○岩井國臣君 ありがとうございました。
 大蔵大臣の責任問題に対する基本的な認識をお聞かせいただきました。私もそのとおりではなかろうかと思う次第でございます。
 さて、今回の北海道東北開発公庫に限らず、現下の金融問題というものはすべてリスク管理の甘さに根本的な原因があるのではなかろうかと思います。北東公庫の問題にしても、一番大事なことは今までの失敗から何を教訓とすべきなのかということであります。新たに発足する日本政策投資銀行は今までの失敗をどこにどのように生かすのかということだろうと思います。そういう点から若干質問させていただきたいと思います。
 質問通告では幾つかの質問を用意しておったんですけれども、時間がなくなってきましたので少しはしょって御答弁いただくようなことになろうかと思いますが、お許しいただきたいと思います。
 御案内のとおり、カオスだとかフラクタルというのは二十世紀最大の発見だと言う人もいるんです。アインシュタインの相対性理論じゃなくて、カオスだと言う人がいるんです。カオスの理論。近年、不確実性理論という全く新しい学問分野が発達してきているんです。私らはそんなものは学生のころ習っていなかったです、カオスだとかフラクタルなんか。僕らは知らなかったんですけれども、最近はいろんな分野で研究されているんです。
 それで、金融部門におきましても不確実性の理論が応用されて、リスク管理の学問が発達してきている、どうもそういうことのようなんです。私は日本開発銀行や日本政策投資銀行におきましてもそうした動向を頭に入れて業務運営を行うことが必要ではなかろうかと思います。
 そんな観点から、業務の実務責任者としての日本開発銀行総裁にお尋ねいたしますけれども、日本開発銀行は財務の健全性保持のための、要するにリスク管理というものにつきましてどのような対応をしてきたのか、また今後リスクを軽減し、あるいはリスクに耐え得るようにするにはどのようなことが日本政策投資銀行において必要なのか、どう考えておるのか。その辺、時間がございませんので簡潔にお答えいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 岩井國臣

speaker_id: 25402

日付: 1999-06-01

院: 参議院

会議名: 財政・金融委員会