小粥正巳の発言 (財政・金融委員会)
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○参考人(小粥正巳君) ただいま土地を担保として融資をした場合のリスクについてのお尋ねがございました。
私どもも実務上企業の主要な資産の一種でございます土地を担保にすることは当然ありますが、土地の担保価値のみに着目した融資は行っていないつもりでございまして、むしろ個々のプロジェクトに着目いたしまして、その収益から返済を受けていくということが中心でなければいけないと。それからまた、申すまでもなく担保は万一の場合の最終的な債権保全手段でありまして、担保をとって安心ということは決してあってはいけないと思います。
したがいまして、お尋ねのように、例えば土地を担保にした場合も、価格変動があれば当然その都度評価がえをしていくということが必要でございますし、それ以外の状況の変化がございましたら、担保の追加、洗いがえということを実務上行ってきているつもりでございます。
さらに、私どもが現在手がけております若干先導的な担保の考え方、一つは収益還元的な考え方を採用いたしまして、当該プロジェクトの将来にわたる収益から生み出されるキャッシュフローを現在価値に還元していく、これを実質的な担保として評価していくという考え方、あるいは土地、機械設備のような有形な担保ではなくて、知的な所有権担保、まだ若干の実例でございますけれども、私どもは民間金融機関に先駆けてこのような担保制度の導入も手がけておりますので、今後ともただいまの御指摘を反映いたしまして適切な担保及び評価方法の採用に取り組んでまいりたいと考えております。