小粥正巳の発言 (財政・金融委員会)
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○参考人(小粥正巳君) プロジェクトファイナンスについてのお尋ねをいただきました。
いわゆるプロジェクトファイナンスは個々の事業が生み出す収益から元利金の返済を受けるという金融手法と理解をしておりますが、ただいま御指摘のように、最近新たな手法としてニーズも高まってきている、関心も強くなっていると思います。
私どもも近年この問題について多少勉強しておりますけれども、個々の事業が生み出すキャッシュフローに着目しての事業評価、それとともにプロジェクトに関連するさまざまなリスクを分析いたしまして事前にそのリスクを関係者間で分担していく、それからその上でリスク管理あるいは事後のモニタリングの仕組みを構築するということが重要だと思っております。
私どもは具体的に、例えば都市開発事業でございますとか、最近電力の販売が一部自由化されましたいわゆるIPP事業、電力卸供給に対しても具体的に融資を実行しております。
今後とも、日本政策投資銀行に移行いたしました後では余計これまでの若干の経験を生かしながら、事業化に際してのアドバイス、あるいはプロジェクトの資金調達の誘導、調整、そして政策金融の主たる目的でございます政策的に意義のあるプロジェクトに長期低利の融資を安定的に行っていく、そして先ほど申し上げました事業性の評価、モニタリングを怠らず、これを通じて政策的に意義の高いプロジェクトを支援していきたいと考えております。
御案内のように、現在国会でいわゆるPFIの推進法が審議されておりますけれども、PFIの対象事業がそのまますべてプロジェクトファイナンスの対象ではないといたしましても、このプロジェクトファイナンスの考え方、手法はPFI事業に恐らく最も好適な手法の一つではなかろうかと。今後とも十分に研究して取り組んでまいりたいと考えております。