野呂田芳成の発言 (本会議)

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○国務大臣(野呂田芳成君) 緊急時における事後承認についてお尋ねがありました。
 いかなる場合を緊急の場合と判断するかについては、その時点における諸般の状況を総合的に勘案した上で判断すべきものであり、具体的に申し上げることは困難ですが、一般的には、周辺事態への対応措置を実施する必要があると政府が判断したにもかかわらず、国会承認の手続を経ていては我が国の平和と安全の確保が十分に図ることができないと判断されるような、時間的余裕がない場合がこれに該当するものと理解しているところであります。国会承認はあくまでも事前承認であり、緊急やむを得ない場合には事後承認を求めることとなりますが、その場合でも可能な限り速やかに国会の承認を求めることとなります。
 武器の使用についての御質問でございますが、自衛隊法第九十五条については、部内の基準により武器使用の手続等を定め、その適切な運用を図っているところであります。また、周辺事態安全確保法案等における武器の使用についても同様に所要の措置を講じ、遺漏なきを期する所存であります。
 日本有事の際の法制及びマニュアルについてのお尋ねがありました。
 防衛出動を命ぜられるという事態における自衛隊の行動にかかわる有事法制の問題につきましては、現在の研究が問題点の整理を目的とし、立法の準備ではないという前提が置かれていること等の事情を勘案しつつ、引き続き必要な検討を続けているところですが、防衛庁としては、研究にとどまらず、その結果に基づき法制が整備されることが望ましいと考えていることは従来より申し上げているところであります。
 また、法令に基づいて自衛隊が活動する場合の手続等につきましては、適切な活動が図られるよう各種の規則等が定められているところでありますが、今後も常にこれらを充実し、各種事態に的確に対応し得るよう努めてまいりたいと考えております。(拍手)
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発言情報

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発言者: 野呂田芳成

speaker_id: 8267

日付: 1999-04-28

院: 参議院

会議名: 本会議