深谷隆司の発言 (本会議)
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○国務大臣(深谷隆司君) 伊藤議員の私どもに対する質問は二点であります。
一つは、企業の事業再構築に当たってのリストラについてどう思うかという点であります。
私は、企業がその経営資源を得意分野に集中させていくという戦略的な事業再構築というのは、生産性を向上させて、企業の足腰を強くして、結果において、中長期的に見て、経済の活性化につながっていくと思います。ただ、問題は、その取り組みに当たって、雇用とか下請企業にどのような影響を及ぼすか、そこに真剣に配慮するという点が大事であろうと思います。
政府といたしましては、緊急雇用対策の迅速かつ効果的な実施であるとか、あるいは下請取引のあっせん事業による新たな受注開拓の支援等の対策を講じて万全を期していきたい、そのように思っています。
二つ目は、ベンチャー支援についてのお尋ねでございます。
ベンチャー企業は、産業の新たな分野を拡大するだけでなくて、新しい関連産業や、何よりも雇用の創出に極めて重要な効果を上げてまいります。したがって、その支援については、これからも一層努力をしなければならないと思っています。
今回の経済新生対策においては、中小企業の私募債発行に対する信用保証の付与であるとか、投資事業組合への公的機関の出資拡充などの措置を講じております。
また、通産省としましては、例のエンゼル税制の抜本的な拡充に向けた平成十二年度税制改正要望を行うなど、中小・ベンチャー企業の資金供給の一層の円滑化、多様化を図ってまいりたいと思っています。
また、お話のありましたインキュベーターの整備を初めとする創業者、ベンチャー企業を含めた多様な中小企業の育成、発展に資するために、その環境整備を行うことは大変大事であります。国のレベルの支援センター、都道府県の支援拠点、さらには全国三百カ所の身近な支援センターを通じて、この対応に万全を期したいと思っております。
以上です。(拍手)
〔国務大臣丹羽雄哉君登壇〕