山本一太の発言 (外交・防衛委員会)
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○政務次官(山本一太君) このたび外務政務次官に就任いたしました山本でございます。
参議院外交・防衛委員会の開催に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
二十一世紀を迎えようとする国際社会は、冷戦の終えんを経て、さまざまな新しい課題に直面しております。大量破壊兵器及びミサイルの拡散の危険性が増大し、テロが深刻化するなど脅威が多様化しています。このような諸問題に取り組むため、我が国は主導的役割を担う決意であります。
政務次官就任後、約一カ月が経過しましたが、この間、米国、インド、パキスタン及びドイツを訪問し、核不拡散問題や環境問題などのグローバルな問題に取り組む機会を得ました。
まず、核不拡散問題について、米上院による包括的核実験禁止条約、CTBTの批准否決を受け、河野大臣のイニシアチブにより訪米をし、米国に対して我が国の懸念と憂慮を伝え、CTBT早期批准と核不拡散体制の堅持を働きかけました。オルブライト国務長官を初めとする米国政府・議会関係者との一連の会談を通じて、私は米行政府のCTBT批准への強い意欲を確認するとともに、米側に対して我が国の不拡散体制堅持に向けた強い関心を印象づけることができたと考えております。
さらには、昨年相次いで核実験を行ったインド及びパキスタンを訪問し、政府要人に対してCTBTへの早期参加を強く呼びかけてまいりました。
また、パキスタンでは、今次クーデターが民主的手続によらない政権交代である点を我が国として憂慮している旨を伝えるとともに、早急に民政復帰の具体的プロセスを示すことの重要性を訴えてまいりました。
さらにまた、十一月に入ってからは、ドイツにて開催された気候変動枠組み条約第五回締約国会議、COP5に出席をし、京都議定書を遅くとも二〇〇二年までに発効させることを目指すべきこと、そのために国際交渉をより一層推進するよう、各国に働きかけてまいりました。
私としては、今後とも引き続き河野大臣を支え、我が国に期待されている重責を全うしたいと考えておりますところ、委員各位の御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。