阿南一成の発言 (行政監視委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○阿南一成君 自由民主党の阿南一成であります。
 本日、当委員会において審査の対象となります神奈川県警察を初めとする一連の警察の不祥事、国民に対する警察の信頼を大きく傷つけたことは大変な事案であり、かつて警察に身を置いた私といたしましてもまことに残念で心痛む問題であります。
 しかし、きょうは自由民主党の議員としての立場から政治家である国家公安委員長に集中的にこの一連の事案の背景なり原因をどのように分析しておられるか、そしてこれからどのようにこの種の事案の再発を防止し、警察を真に国民の負託にこたえ得る新しい組織として再構築していこうとしておられるのかを政治家の立場からの御見解をお尋ねする予定でありました。しかしながら、いろいろと終盤国会を迎え大臣も極めて多忙とのことでありますので理解をいたしました。したがいまして、私のきょうの大臣あての質問通告につきましてはすべて警察庁長官に答弁を求めます。
 長官も、國松前長官が何者かの銃弾に倒れ、その後のオウム捜査の指揮を初めとする幾多の困難な試練を乗り越えてきたわけでありまするから、きょうはひとつ政治家、国家公安委員長に成りかわって、国民はもとより二十五万の警察組織もかたずをのんで見守っている事柄でありまするので、日本警察再構築への思いを堂々と述べていただきたいのであります。
 既に衆議院及び参議院の各委員会において神奈川県警を初めとする一連の不祥事については取り上げられ、多方面からその原因と対策について検討が加えられていることを承知いたしております。しかし、原因を究明することはもちろんでありますが、今後の問題として有効適切な防止策を講じ、それが国民の目から見て、警察は本当に生まれ変わった、信用するに値すると評価されるに至って初めて国民の信頼を取り戻したということであろうかと思います。
 このような観点から、既存の組織に真剣にメスを入れて大手術を断行する決意が長官にあるのかどうか、まず最初にその決意をお伺いいたしたいと思います。

発言情報

speech_id: 114614281X00219991213_009

発言者: 阿南一成

speaker_id: 27524

日付: 1999-12-13

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会