阿南一成の発言 (行政監視委員会)
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○阿南一成君 次に、先ほど長官がちょっと触れられましたが、監察の役割。
不祥事があれば本人から事情聴取をし、漏れないようなら隠す、事件の被害者などの線からばれるおそれのあるものだけを公表する、また監察の実態はもみ消しだ、神奈川県警察だけが特別なわけではない、彼らは通常の仕事をしたにすぎない、さらに仲間意識や一家意識の中で不祥事をつぶすのが常識、監察官の仕事の多くは外に漏れないようにすることだといった不規則発言が各マスコミを通じて警察官OBあるいは現職からされたと報道されております。かなりの誇張があるとは思いますけれども、今回の警察の不祥事が連続してマスコミに出ている現状ではやはり身内が身内の不正をチェックする現在の監察制度に国民が疑問を持つのも当然であろうかと思います。
私はこの際、これらの事件を契機として再発防止の機能が発揮できるような機構に変えていかなければならないと思うのであります。警察本部とは一線を画して独立した機能を持たせるとか、外部の者も参加した組織にするとか、あるいは国税庁の監察官制度のごとく監察担当者の身分保証や人事上の独立性を確保することが必要ではないかと思います。
そこで、今回の一連の事件において警察庁に置かれている首席監察官はどのような機能をしたのか、そしてさらに現在の監察制度の改革にどのように手をつけようとしておるのか、簡明に長官にお答えを願いたいと思います。