田中直紀の発言 (行政監視委員会)

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○田中直紀君 非常に専門的なお話はされるわけでありますが、しかしこの高速増殖炉の実験を今後やっていくかどうかという原子力行政における非常に大きな判断を要する事故だというふうに認識をいたしております。
 今、常陽は、先ほども話がありましたように、フランスのコジェマ社から濃縮ウランをジェー・シー・オーに陸送、海送してくるわけですね。唯一これは民間施設に頼んでおったということも、製造過程でありますから、私はジェー・シー・オーもそれだけの国の管理下にあって本来やっておくべきだったというふうに思います。ここで高い濃縮ウランを精製するわけですね。これをジェー・シー・オーから高純度濃縮ウランを核燃料サイクルに陸送いたします。国内からは東海再処理工場から再処理したものがプルトニウムとして来て、ウランとプルトニウムを混合してMOX燃料を精製する、そして常陽に陸送されて実験をやるわけですね。
 ということは、一つの大きな流れとして、燃料においてはそれだけの製造、精製で実験の燃料になるまでに本当に安全なのかという点が私は欠落をしておったというふうに思いますし、原子力安全委員会はそれぞれの審査を個別にやっていく、あるいは権限がそこまで付与されていないといったらどんどんそれは提案をして、この実験を今後本当に続けられるのかどうか。
 「もんじゅ」におきましてはナトリウムの漏れがあったわけでありますし、また火災事故も東海で旧動燃であったわけでありますから、これを解決するということも当然必要でありますし、安全面をやっていかなきゃいけないと思います。これからの原子力行政の中でプルサーマルの実施をそれぞれ一年延ばしていこうじゃないか、こういうことでありますが、本当にプルサーマルもそういう過程で心配があるわけで一年間まずは延ばしてその努力を見ていこう、こういうことでありますから、個別の問題は個別の問題として大いに事故の分析、解析をして対策をしてもらいたいと思いますが、燃料を供給する、そういう面でどういうふうに見ておられるかということをお伺いいたしておきます。
 委員長、お願いします。

発言情報

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発言者: 田中直紀

speaker_id: 11731

日付: 1999-12-13

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会