中山正暉の発言 (災害対策特別委員会)
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○中山国務大臣 私もあの当時、すぐに大阪市の消防局へ行きましたら、消防局長が、大阪府内の自治体の四十四の消防に一軒一軒電話をした、こう言っておりました。関東地域は消防庁がありますから、関東一円、ぼんとボタンを押すと全部すぐに初動体制がとれるけれども、大阪市の消防局長が私に、一つだけ電話漏れしたところがあって、えらい怒られたという話をしておりましたし、今度の台湾の地震なんか聞きますと、李登輝総統が日本との差を話をされているようでございまして、日本は六千四百三十二名亡くなりましたけれども、向こうは二千数百名という、日本の十倍ぐらいのマグニチュードの地震でありながら、三分の一ぐらいで犠牲者がなかった、あそこは軍隊がすぐに動いた、その差だということを、いろいろな面でのお話をされているようでございます。
これから、先生お話のありましたように、自治体に何か異常が起こったら国土庁にすぐに連絡をとるような、そういう連絡網といいますか、人の問題もありますでしょうが、科学的な何か対応がとれるような、連絡網というようなものができないものかなと。先生のお話を伺いながら、先般の、本当に随分中心がやられたために、連絡をしてくる人たちが、情報通信その他全部断たれてしまいましたために、自衛隊が出発したころには道路が混乱をしていてなかなか近づけなかった。その上に、自衛隊の自動車等は緊急自動車に指定されていませんから、その辺の、日本のいろいろな過去のそういう体制の何かすき間をつかれたような、日本の欠陥があの初動体制の遅さにつながったような思いを私はいたしておりますので、そういうものに対する緊急の連絡網みたいなものは充実させていく必要があると。あれは貴重な体験であったと思っております。