増田敏男の発言 (災害対策特別委員会)
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○増田政務次官 お答えを申し上げますが、先生には、地元出身の議員ということももちろんおありかと思いますが、早速に現地対策本部においでをいただきまして、今回の噴火対策にいろいろと御尽力をいただいておりました。特に、数多くの御助言には感謝をいたしております。
御承知のとおり、実施に移した施策は、すべて現地の合同会議におきまして地元の市、町との協議を行った上で、国の支援として実施してきたところであります。
今お尋ねの観光あるいは商工業、農林漁業等の生業対策につきましては、政府系金融機関による低利のつなぎ資金の融資、既往債務の返済猶予等、返済条件の緩和などを行ってきておるところであります。
先生の方からは、もう一歩進めて金融対策はどうかという今御質問、御要請があったものと考えております。
融資につきましては、地元の市長さん、町長さん、そして、過日、森内閣総理大臣が現地においでをいただいた折にも、北海道の堀知事からも要請がなされました。そこで、地元と十分協議をしながら、しかも早急に何かいい方法はないかという協議を整えなければというのが、現地にいる私の感じ方、考え方であります。したがって、それに基づいてという頭を持っております。
なお、生活資金の確保につきましては、雇用保険の基本手当の支給や生活福祉資金の特別枠、所得制限の撤廃等でありますが、行っております。また、学資対策につきましては、道の教育委員会の判断により、授業料等の負担が困難となった生徒さんについては、その減免措置が講じられるものと考えております。
また、噴火により長期に不通となることが予想されております道路につきましては、直轄事業によるお尋ねの国道二百三十号の代替機能の確保や、あるいは現在の位置での復旧が困難な町道のルート変更を含めた復旧方針の検討など、今後、地元自治体と調整をしながら所要の対策を検討していく、このように聞いております。実態は佐藤先生よく御案内のとおりで、私も二百三十号は、あの通りは使えないと判断をいたしておりますので、担当の者としては真剣な取り組みがなされておると思います。
そこで、有珠山に係る砂防工事につきましては、建設省等の土砂災害専門家チームによる火山泥流や土石流の監視、観測を踏まえまして、無人化施工機械を使用した除石等の緊急対策を実施して、火山活動が鎮静化し次第、早急な対応、対策を講じる、こういう予定であると聞いております。
今後とも、引き続きまして、火山活動を注視しながら、住民の方々の安全確保に万全を期すとともに、被災者の方々の生活あるいは生業対策について、地域のニーズを踏まえ、地元自治体と十分に連携をとりながら、政府一丸となって対応してまいりたいと考えております。その際、私は、現地の最高責任者として、現場と政府との連絡を密にし、迅速な対応に努めようという意欲に燃えているところでありますので、引き続いて御指導、御支援をお願いしたいと思います。