坂上富男の発言 (本会議)

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○坂上富男君 倉田議員にお答えをいたします。
 先生の犯罪被害者に対する心情は、私も全く同感であります。御提案につきましては、ありがたく承りました。
 質問は二点であります。
 第一の御指摘ですが、この法案は、犯罪被害者を単に保護の対象者としているわけではありません。法案の第二条で基本理念をうたい、それに基づいてすべての施策が講じられるという構成になっております。
 すなわち、個人の尊厳が重んじられ、被害の状況等に応じた適切な処遇を保障される権利を有するという、まさにその権利の主体者として、犯罪被害者が刑事手続において適切な取り扱いを受ける権利を有することを規定するものであります。
 第二に、刑事訴訟手続や少年審判手続をどのようにすべきかということについては、被告人や関係者等の人権など配慮しなければならないさまざまな問題があります。慎重な検討を要するものと考えております。
 本法案の基本理念に示されておるとおり、刑事手続においても、犯罪被害者の権利や立場に対して十分な配慮が不可欠であると考えております。
 具体的問題につきましては、犯罪被害者と犯罪被害者等の支援者、学識経験者から成る審議会で十分議論を重ねていただくとの趣旨を御理解いただけるものと考えております。
 私たちは、本案が最上のものと考えておりますが、修正の御提案につきましては謙虚に伺ってまいります。
 また、本年一月二十八日発見、救出、保護された新潟県の女性被害者の長期監禁事件は、約十年前に私の町に起きた事件であります。犯罪被害者保護の必要性を何よりも痛感しておるものであります。この法案の成立に切なるものがございます。何とぞ、前向きに御審議いただきますようお願いを申し上げたいと思います。
 ありがとうございました。(拍手)

発言情報

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発言者: 坂上富男

speaker_id: 9492

日付: 2000-04-13

院: 衆議院

会議名: 本会議