堺屋太一の発言 (予算委員会)
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○堺屋国務大臣 経済見通しを立てる場合には、為替のレート、原油の価格など一定の水準を想定しておりますが、それをかなり上回っていることは事実でございます。
しかしながら、現在、日本の経済に与える石油価格の影響は、石油ショックの当時に比べますとはるかに小さくなっております。一九八〇年ごろでございますと、八〇年のモデルで計算をいたしますと、大体、石油価格が一〇%ほど値上がりいたしますと卸売物価が一・数%上昇するというような関係にありました。それが今、〇・二%。消費者物価に至っては〇・一%でございます。為替と石油価格と両方の動きがございますので、最近ちょっと円安に引かれておることも原因ではございますが、現在の状態でございますと、ガソリン価格はやや上がっておりますが、灯油とか軽油はむしろ需給の関係で上がっておりません。
そういうこと全体で考えますと、これより幾分上昇しても日本経済に破壊的な打撃を与えることはあり得ない、石油ショックのようなことはあり得ないと考えております。