河野洋平の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○国務大臣(河野洋平君) 中国がG8に参加をするかどうかという議論は、実は最近はございません。
 少し以前にさかのぼりまして、非公式にとあえて申し上げますが、中国をサミットに参加させることについてどうかという議論を、私はG8メンバーの外務大臣と、全く個人的にしたことがございます。そのときには、まだ当時はG7と言われていたころでございますが、G7は自由主義とか民主主義とか基本的人権の尊重とか、こういったものを共有する、そういう先進国の首脳が集まるんだ、それが基本であるということが非常に強調されました。そこでロシアが入ることがいいかどうかという議論にはなったわけでございますが、当時ロシアは、つまりソ連が解体されてロシアになって、ロシアは自由主義あるいは民主主義に向かって改革を進めるという、そのことを鮮明にうたわれた時期でございまして、ロシアが民主化の努力をする、あるいは市場経済化の努力をする、そういうことであるなら価値観が共有できるんじゃないか、そして、こういう大国を仲間に入れておくことがいいのではないかという、そういう議論でございました。
 当時は、やはり中国は体制が違うということもあって、それからもちろん中国の立場もG8に、当時はG7ですけれども、G7に参加をしたいという気持ちは中国にはないと。中国は、むしろ非同盟の多くの国々のリーダーとして国際社会に発言をするということを望んでおられるということもございまして、中国がG7なりG8に入るということは、まあG8メンバーとしてそういうことはないだろうねというのが当時の話でございました。昨今そういう話はございません。私の知る限りございません。

発言情報

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発言者: 河野洋平

speaker_id: 31577

日付: 2000-04-21

院: 参議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会