矢野哲朗の発言 (外交・防衛委員会)
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○委員長(矢野哲朗君) ただいまの外務大臣報告に際しまして、外交・防衛委員長として一言申し上げます。
本事件は平成九年十月に発生したものでありますが、翌平成十年四月八日に佐藤道夫委員が当委員会で取り上げて以来、在外邦人保護の観点から、本委員会は特に強い関心を持って政府の対応を注視してきたところであります。
昨年十二月十四日には、委員会決議をもって、「外交上の適切な措置を講じ、ペルー国政府による相応の慰藉の措置が遺族に対し速やかになされるよう最善を尽くすべきである。」と日本政府に強く要請したことは周知のとおりであります。
このたび、この決議の趣旨を的確にとらえていただき、河野外務大臣のイニシアチブのもと、関係各位の御尽力により、ペルー国政府と学生の御遺族との間で和解が成立したことは、まことに喜ばしい限りであります。
確かに決着まで時間はかかりましたが、このたびの和解成立は立法府と行政府が一体となって本問題に真剣に取り組んだ外交上の成果であり、河野外務大臣がモットーとされる国民とともによりよき未来を開く外交の一つの具体化であろうと思うのであります。
今般得られましたこの成果を大切にし、さらに他の方面にも拡充発展させていくべく、私は決意も新たに、本委員会における充実した質疑及び決議等を通じて、立法府として我が国の外交・防衛等の諸政策に国民の意思を健全に反映させるよう努力してまいりたいと考えております。
この機に当たり、私は、本委員会の理事、委員の皆様を初め、関係各位の御協力、御尽力に改めて感謝申し上げますとともに、今後なお一層の御協力を賜りますよう、お願い申し上げる次第であります。
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