脇雅史の発言 (国土・環境委員会)

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○脇雅史君 どうもありがとうございました。
 さまざまな分野で積極的に取り組んでいただきたいと思いますが、スピードが少し遅い。もう三年なんて言わずに一年とか、健康に関することが多いわけですから、役所の場合はどうしても時間が長くなってしまうんですが、もう今やそれは国民の間で非常に大きな不満のあるところですから、ぜひとも早く対応していただきたいとお願いをしておきます。
 それから、次に環境関係の研究ということに話題を移したいんですが、日本という国は非常に自然環境が厳しいわけですけれども、ある意味では恵まれた環境にあります。そんな中で人間が非常に数多く暮らしているわけですから、本当にさまざまな環境の問題が出てくる。これまでも公害の問題については世界に先駆けて成果を上げたわけでありますが、環境問題全般について、冒頭に申し上げたような環境行政をどうしていくかといったような、そういった理念的なことをきちっと打ち出していきますと、本当に日本という国が先進国の中でも、とりわけ環境については日本に聞け、日本は大した国だというふうに言われる可能性のある分野だと思うんです。
 私は、今後の日本をどうするかというときに、いろんな意見を言われますけれども、環境という問題で名をなす国になってほしいなというふうに思うんです。そのためには、やはりさまざまな知見、識見が要るわけですから、研究ということが欠かせない。現在、既に研究所もありますけれども、さらにこれまでにない柔軟な、民間の方も学界の方も行政の方も本当に自由に行き来ができるようなさまざまな工夫が要ると思うんです。そういう柔軟な形の環境研究所というのができないかなと。今ある研究所が独立行政法人になってそういう方向を目指していくのかもしれませんが、本当に大胆な考え方で、二十一世紀に向けてそれこそ日本の知識を集約して、そしてそれを高めていくという研究所にしていただきたい。
 例えば、環境ホルモンなんかの話でも、どの物質がどれだけ人間に悪さをするかみんなわかっていない。それを今世界でどんどんやっていますが、アメリカが圧倒的に進んでおりますね。ヒトゲノムでも、アメリカが力づくであれだけ進めてしまいました。我が国もこの分野に本当にお金と人材をつぎ込んで世界に先駆けてさまざまな成果を上げていかなければいけないというふうに思うわけで、さっきの大気汚染、ディーゼルの粉じんの話もそうですけれども、何がどれだけ人間の健康に影響を与えるのかということは本当に初めはわからないわけですから、研究を充実させていかなければ解決のしようがないわけで、その意味で、研究の充実ということ、体制の充実ということに大きく力を注いでいただきたいと思うわけでありますが、この件についてお尋ねいたします。

発言情報

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発言者: 脇雅史

speaker_id: 16090

日付: 2000-03-16

院: 参議院

会議名: 国土・環境委員会