佐藤勉の発言 (逓信委員会)
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○佐藤(勉)委員 いずれにいたしましても、報道等々、最後まで読めばちゃんと書いてあるんですけれども、なかなか、見出しだけ読みますと非常に不安を感じざるを得ないというふうな状況がございます。ぜひとも郵政省においてもその辺のところを、国民にわかるような報道等々もしっかりとしていただきたいというふうなお願いを申し上げたいと思います。
次に、森内閣において、日本新生プランという重要な一つの柱として、経済の新生を掲げております。その中で、新生経済の起爆剤であるIT革命を積極的に推進することを重要課題の一つとしております。
IT革命は、農業革命や産業革命に大変類似しておると思いますし、国民だれもがその恩恵を享受できる日本型のIT社会というものを実現できるか否かが二十一世紀に向けた我が国の新生のかぎであると言っても過言ではないと私は思います。
IT革命の原動力が情報通信技術の発展であることは申すまでもないわけでありますが、現時点をとれば、インターネットの発祥地でありますアメリカが圧倒的な技術的優位にあることは、もう皆さん御承知のとおりだと思います。インターネットやパソコンを支えるハード、そしてソフトの主要な部分は、アメリカの企業によってつくられているということになっていますし、ITを我が国の産業の重要な部分として推し進めていく上で、この事実は極めて憂慮すべきことと私は考えているわけであります。
一方、モバイルや情報家電の分野は世界の市場でも我が国が大変優位に立っているという分野でもあると思うのです。このような我が国の得意分野を生かしたIT戦略を施していくことが、我が国の国際競争力の観点から極めて重要であり、今後国を挙げて財政的、人的資源の集中投入を実施していくことが私は不可欠ではないかというふうに思っております。
そこで、ITを所管する郵政省としては、インターネットだけではなく、携帯電話や家電機器を活用したITをどのように戦略的に展開していくのか、お伺いをしたいと思います。ややもすると、IT革命といっても具体的なものがまだ見えてこないという現況があるのではないかと思いますので、ぜひともお伺いしたいと思います。