大島理森の発言 (文教委員会)

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○大島国務大臣 大変おくれて参りまして申しわけございません、閣議等がございましたものですから。
 今、岩永委員は、国民会議の議論を踏まえて基本法の問題をどう考えるかという御趣旨であったと思います。
 私は、大臣に就任して次のようなことを言ってまいりました。教育問題というのは実は、だれでもが受けて、だれでもが家庭で悩み、そしてきている問題だ。したがって、そういう意味では、非常に国民の皆さんが教育問題についてはそれぞれが意見を持っている問題だと思います。そういう観点から見て、私は、今岩永委員がおっしゃったように、子供たちのいろいろな犯罪、あるいはいろいろな悲しい出来事ということを見ますと、昔から青少年の中には、それは犯罪とは言わないが問題があったと思うけれども、問題の質の変化が起こっている、そういうことを考えるとこの問題について本当に一つ一つの案件を深く掘り下げてみたいんだということを申し上げてまいりました。
 基本的に私は、少年犯罪等も含めて、教育というのはそういうことですから、地域、家庭、教育の現場が同じ責任を持ってみんなで取り組まなきゃならぬ、ボールの、責任の投げ合いをしちゃならぬ、これが基本的に今大事な第一ポイントではないだろうかということを申し上げてまいりました。
 そこで、国民会議で議論されているのは、一つだけ、改めて、これは御理解いただいていることだと思いますが、あの会議は総理の私的諮問機関でございます。文部省としては中教審という審議会がございますが、これは法律に基づいた審議会でございます。総理のところにおける私的諮問機関が各般の議論をしていただいて、そして中間報告的なものを出していただいた。その中に基本法の問題がある。
 私は、教育というのは、普遍的な、いわば一つの価値を求めて行うという部分と社会の変化に対応していく部分、そういうものが二つあるんだろう、こう思います。国民会議の議論の中で、我々もきちっと踏まえなきゃなりませんが、例えば昭和二十二年のときと今の時代との変化というもの、我々がもろもろ考える上で考えなきゃならぬことがあるんだろうと思うんですね。例えば、簡単に言いますと、人口だってもう全然違いますし、あるいは出生率の問題だって違いますし、そういう意味で、そういう変化に対して教育の基本法を大いに議論していただくことは結構なことじゃないだろうか。そういう中に公というものをどう考えるかということだと思うんですが、当然そういう問題も議論していただいていいんじゃないだろうか。
 国民会議の御指摘をいただいている点を我々もきちっと勉強しながら、大いにこの委員会でもあるいは国民の間でも自由濶達に議論していただきたいという思いを今持っているということだけ申し上げておきたいと思います。

発言情報

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発言者: 大島理森

speaker_id: 1754

日付: 2000-08-04

院: 衆議院

会議名: 文教委員会