扇千景の発言 (建設委員会)

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○扇国務大臣 おはようございます。
 こうしてやっと皆さん方の御協力で法案審議をしていただけることに対して、所管大臣として、まず冒頭、心から委員長初め皆さん方に御礼を申し上げたいと思います。
 今御質問のございましたように、この法案に対しまして、何としても、この法案を皆さん方の御協力で出し、そして通していただくことによって、今竹本先生がおっしゃいましたように、公共事業に対する世の中の風潮あるいは現実、新聞にマスコミに載りますような談合、丸投げ等々の、そういう国民に少なくとも疑惑を持たれるような公共事業であってはならないというのは、今竹本先生御説のとおりでございます。
 戦後五十五年間、この法案が今まで一度も日本の中で論議されず、また立法もされていないということに対しては、私は大臣就任早々、何としてもこれを、完全な法律というものはありませんけれども、今世の中に言われておりますような談合だとか丸投げだとか、そういう公共事業の上に冠がつく、ばらまきだ、むだ遣いだ、そういうことが少なくとも抑制されるように、より国民のために、信頼の置ける公共事業たるべきものに立ち返るように努力するべきである。そのためにはどうすべきかということによって、大変性急ではございましたけれども、全省庁と内閣の御協力を得てこの法案を出すことができたというのが現実でございます。
 ですから、今趣旨とおっしゃいましたけれども、根本的に、公共事業の公共というのは何たるべきか、その公共というものの、ともに公に資する、そういう意味からしても、公共事業の正しい認識のあり方、国民の公共事業に対する感覚、そしてマスコミの皆さんにたたかれることのような事例がるる起こることを最低限法律によって抑制し、真に国民の信頼たり得る公共事業にしたい。その一念で法案を作成したというのが原点でございます。ぜひ私はそういう意味で、個々の内容についてはきょうるる御質問があろうと思いますけれども、まず、公共事業はどうあるべきかという原点に立って、国としてきちんとした法案を持ち得たいというのが私の立法に至った原点でございます。

発言情報

speech_id: 115004149X00320001108_005

発言者: 扇千景

speaker_id: 27625

日付: 2000-11-08

院: 衆議院

会議名: 建設委員会