扇千景の発言 (建設委員会)
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○扇国務大臣 今伊藤先生から、国際空港たるものの条件というものを世界的なレベルで御例示なされました。私はそのとおりだと思います。
国際という看板をつける以上は、都市であれ空港であれ、少なくとも二本以上の滑走路がないので、私ども世界じゅうへ行って、国際という看板のついた国際空港で、一本しか滑走路がないのに国際という看板をつけることもおこがましいとすら私は考えております。けれども、少なくとも私は、これを解決しなければならないという条件の中に、なぜそれがいけないかといいますのは、成田、あれだけもめて一本の滑走路で国際空港という名をつけ、一本しか滑走路がないのに、着陸料は、御存じのとおり成田は九十四万八千円でございます。しかも、関空は九十万八千五百円です。一番安いのは、御存じのとおりイギリスのヒースロー、七万八千二百九十七円、これだけ違うんです。
そして、私は、第二期工事ができないということ自体も、少なくとも日本じゅうにいろいろな運動がありまして、一坪運動というのは御存じのとおり東京の成田も、そして沖縄にもあります。けれども、その土地に住んでいる人ならともかくも、その土地に住んでいない人たちがそこへ一坪で入ってきて国の問題を阻止するということに対しては、私は、住民の皆さんはともかくも、外部から来た人の一坪運動者の氏名公表をするぐらいは国民に開示するべきだろう。それが私は、国民として、少なくとも情報開示とおっしゃるのであれば、私はそういうことこそ国民の皆さんとともに、一緒になって、国際看板をしょえるかしょえないかという大事なときには、私はそういうことこそ情報を開示すべきであろうとも思います。
私は、建設省としましても、現在、省内に土地収用制度の調査研究会を設置しました。そして、法学、経済、自治体など多様な分野の有識者に検討していただいて本年度中に結論を出しますので、今私と、そこまで担当かどうかはわかりませんけれども、建設省の姿勢としては、少なくとも来年の通常国会には、昭和二十六年の制定後、約半世紀にわたって経過しておりますけれども、御存じのとおり四十二年の改正を最後に、以来、抜本的な改革が行われておりませんので、次期通常国会においては、この結論を待って土地収用法の改正が提出できれば国の発展につながる、今世紀と来世紀への、二十一世紀を明るい世紀を迎えるために、国の基本的な政策としても改正法の見直し法案は出すべきであると私は頑張っております。