野田佳彦の発言 (法務委員会司法制度改革審議会に関する小委員会)

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○野田(佳)小委員 民主党の野田佳彦でございます。
 御説明をお伺いしまして、大変熱心に、かつ有意義な御審議を重ねられていることに心から敬意を表したいと思います。
 全体的には本当にすばらしい議論が行われているなという印象を持ちましたが、私の場合は、佐々木委員や日野委員と違いまして、法曹界出身ではなくて、どちらかというとユーザーの立場でこの資料を拝見していました。特に教育問題にずっと関心を持ってきましたので、その流れで今回のこの資料を拝見しますと、なぜこの法科大学院の構想を安直に文部省に検討依頼をしてしまったのかなという感じがいたします。昨今、学力低下とか教育の荒廃とかいろいろ言われている中で、戦後教育の根幹を見直さなければならないような時期にあって、私は、行政の中でも最も存在意義が問われている官庁だと思っているのですね。その中で、二十一世紀の司法のとても重要な要素であるこの法曹養成にかかわる問題を下請に出してしまうということに、この短い文章だけでありますけれども、私は弊害を少し感じました。
 例えば、法学部以外の学部の出身者や社会人等を一定割合以上入学させる。これは、そんな比率なんかをつくらなくても、当然のごとく、各学部とか社会人が来るような、あるいは入れるようなものでなければいけないし、あるいはこの文章には出ていませんけれども、全国適正配置であるとか、国公私立に公的資金だとか、極めて統制経済的な、中央集権的な発想が出ているというふうに私は思っていまして、それで本当にプロを教育するシステムというか魅力ある法科大学院になれるかどうかという懸念を率直に言うと持っているような次第であります。だから、学校教育法上の大学院という位置づけで本当に国民の期待にこたえられる機能を持つことができるかどうか、率直に言って懸念を持ちました。これについて懸念をなくすような何か御説明があればと思います。
    〔横内小委員長代理退席、小委員長着席〕

発言情報

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発言者: 野田佳彦

speaker_id: 5804

日付: 2000-11-08

院: 衆議院

会議名: 法務委員会司法制度改革審議会に関する小委員会