田英夫の発言 (外交・防衛委員会)
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○田英夫君 だと思いますから、非常に危険なことになるおそれがある。
海上警備行動というのは、海上自衛隊に対して海上保安庁と同じような警察行動の任務をさらに付与するということだと思いますね、八十二条で。ところが、現実にあの昨年の三月の事態のときに威嚇射撃をやっている。これは実際にやったんですね、自衛艦が。もっと驚くべきことは、P3Cが爆弾投下をやっている。これもまた、戦後自衛隊ができて五十年の中で、自衛隊の飛行機が相手に対して爆弾を投下したというのは初めてであります。
私は、あのときに憲法違反だということを特別委員会で指摘をし、小渕総理はそれに対して余り答弁を明快にされなかった。後で、あれは海上警備行動だから、警察行動の任務を付与したから、警察行動としてやった場合は威嚇射撃ができるという解釈を述べようと思ったんだという説明が実は防衛庁からありました、これはもう委員会の席ではありませんけれども。
そうすると、今度の船舶検査活動では威嚇射撃を禁止しているんですよ、ところが海上警備行動になれば威嚇射撃もできる、爆弾投下までやっても憲法違反じゃないと言う。そういう論でもしおられるとするならば、これ二重に重ねたときには何でもできるということになりますよ。海上警備行動を加えれば何でもできる、爆弾投下までできる。そうやって船舶検査活動をやったら極めて危険なことになりますよ。
私は、この日米の間の新ガイドラインの一連の行動の中で、船舶検査活動が一番紛争の引き金、戦争の引き金になるおそれがあるとかねてから思っておりますが、今の御答弁で海上警備行動と重ねることができる、そういうことはあり得るということになれば本当に危険だ、これは。防衛庁長官、いかがですか。