平沼赳夫の発言 (交通・情報通信委員会、経済・産業委員会連合審査会)
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。
委員御指摘のとおり、まさに私は産業政策、その御指摘のとおりだと思っております。
今朝、IT戦略会議の第六回目、IT戦略本部との合同会議が開催をされました。私も出席をしていたわけでございますけれども、戦略会議から総理に手渡されました基本戦略において、重点政策分野といたしまして第一番目には超高速ネットワークインフラ整備及び競争政策、これが大事だと、こういう御指摘がありました。二つ目は電子商取引ルールと新たな環境整備、三つ目は電子政府の実現をしよう、四つ目は当然のことですけれども人材育成の強化、こういったことが重点項目として挙げられまして、それぞれの分野の施策の進め方に関する基本的な考え方、目標、推進すべき方策が示されたところであります。
通産省といたしましては、低廉で高品質なネットワークサービスが提供されるための競争環境の整備、これが重要だと思っておりまして、一生懸命取り組んでいるところでございます。また、契約成立時期の明確化など、電子契約のルールを例とするような電子商取引の特質に応じたルールの整備、これは既に御協力いただきまして電子商取引、この法整備も第一段階進ませていただきました。三番目といたしましては、行政ICカードの導入、情報システム開発に係る評価指標の策定、導入等を通じた電子政府の実現を図っていきたい。また、資格制度の国際標準化等の人材育成等の施策は、IT基本法案にある経済構造改革の推進及び産業国際競争力の強化といった産業政策上の課題にとって非常に有効なものと、このように考えておりまして、通産省といたしましては、御指摘のとおり産業政策ということで、IT国家戦略を踏まえて、基本法に基づく重点計画の策定や実行等において積極的に貢献をしてまいりたい、このように思っております。
また、二番目に御指摘の新規産業の件でございますけれども、新規産業の創出というのは我が国経済の活力の源泉であると思っております。創業者を支援することはそういう意味で極めて重要だと、このような認識のもとに、新事業創出促進法の制定や中小企業基本法の抜本的な改正など、創業者への支援措置の拡充強化を図ってきたところでございます。
具体的には、資金面からの対応として創業者等に対する信用保証制度の創設、エンジェル税制の抜本拡充などを今一生懸命行っております。また、優秀な人材確保を円滑にするためのストックオプション制度の拡充など、こういったことも今力強く展開をさせていただいています。
また、技術面からの対応としては、中小企業の技術革新制度、この充実を図っておりまして、産学を結ぶ技術移転機関への支援等、こういうことを行っておりまして、例えば実績としては、今年度は五省庁合計百三十億、そういった実績も出ているところでございます。
また、ソフト面からの対応としては、国、都道府県、地域の各レベルにおける一元的な相談窓口の設置等、経営面での多様なニーズにきめ細かく対応するための支援体制の整備などの措置を積極的に講じてきております。
さらに、御指摘のとおり、創業者を育成することが日本の経済の活力につながることでございますので、創業者等の事業活動のさらなる発展を支援するために、ストックオプション制度の拡充や多様な株式発行を可能とする制度の創設などを含め、企業法制の見直しを関係省庁に働きかけるなど、引き続きこれからも積極的に創業者に機会をたくさん設けて発展を遂げるように努力をしてまいりたい、このように思っております。