扇千景の発言 (国土・環境委員会)
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○国務大臣(扇千景君) 今、松谷先生がおっしゃいましたように、我が国の社会資本整備というものがまだまだ世界水準的には、私は胸を張って申し上げられるような状況でないことは皆さん御承知のとおりでございます。
一時は経済大国等々と言われましたけれども、現実の我々日本人の国民生活の生活状況というものは、まだまだ私は世界水準に達していると感じる人は少ないであろうと思います。また、政府といたしましても、何としてもこの世紀の変わり目、今世紀にできなかったもの、また今手をつけなければ来年の二十一世紀迎えて、国際的にも日本がすばらしい日本だなと言えるような日本にするためには今何をしなければならないかという、そういう観点に立って、私は、皆さん方が、与党三党において公共事業の見直しということを、メスを入れて、そして公共事業に必ず冠がついておりますむだ遣い、ばらまきあるいは丸投げ、談合等々、公共事業に必ず冠がつくようになってしまった今の日本の現状を何としても是正しようと。そして、公共事業が全部が悪ではないというのは皆さん御承知のとおりなんです。
戦後今日まで、公共事業によって我が国の今日の繁栄もできたし、ただ、バブル以後いろんな事件が起こっておることもるるございますけれども、少なくとも今日公共事業を見直すというのは、今世紀末を迎えた今日こそ私は大変意義があったと思っておりますし、今、松谷先生がおっしゃいますように、与党三党で公共事業の見直しのリストアップをいたしました。これは、一律の基準を設けてリストアップしたわけでございますけれども、三党の公共事業の見直しの案の前に、大臣就任と同時に建設省独自で、建設省が新しく出直す、改革すると、そういう意味においても公共事業の見直しをしようということで、私は、二カ月間という期間を切って、公共事業の見直しを建設省独自で行ったわけでございます。
それから、三党の合意事項を形成するということで、そのことも、私に自民党の亀井政調会長からお電話をいただきまして、こういうことをするのでよろしくというお話がございましたので、大いに結構であるということで、三党でしましたけれども、三党の合意の中、別途私は、建設省としては百二の事業、そして独自の建設省の三十四の事業をしまして、今、先生がおっしゃいましたような建設省独自の見直しを積極的に進めてきたわけでございます。
現在あらゆる、百三十六になりますけれども、三党と独自と含めますと、その百三十六の事業に対しまして、私は、現在は各事業主体、そこで学識経験者から構成されております事業評価監視委員会のもとに全部判断をしていただいて、少なくとも今月中に各見直し事業を評価監視委員会からの御答申をいただいて、少なくとも本年度中には今申しました建設省関係の百三十六の事業の中で見直して、来年度予算決定までには少なくとも三けたに持っていきたいと思うのが私の念願でございますし、そういう作業を今進行中でございます。