片山虎之助の発言 (選挙制度に関する特別委員会)

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○委員以外の議員(片山虎之助君) 提案理由の説明に先立ちまして一言申し上げます。
 先ほど中国地方におきまして、境港市を震源地に地震があるとの報に接しました。被災されました皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、与党としまして政府と一体となってその対応に万全を期す所存であります。(拍手)
 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党・保守党及び公明党を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。
 参議院の選挙制度につきましては、昭和五十七年に拘束名簿式比例代表制が導入されましたが、候補者の顔の見えない選挙、過度の政党化、政党の行う順位づけが有権者にとってわかりにくいといった批判があり、その導入以来、各方面において絶えず改革の論議がなされてきたところであります。
 今日、国家的課題が山積し、国民の政治意識が急速に多様化する中、国民の多元的な意思を政治に反映し、参議院の独自性を十分に発揮するために、選挙制度の改革はもはや先送りできないと考えます。この時期を逃すと改革が四年後になることをも考慮し、国民に対し責任を負うべき与党といたしましては、これに真正面から取り組むべく、ここに現行の拘束名簿式を非拘束名簿式に改め、候補者の顔の見える、国民が当選者を決定する選挙とすることを決断した次第であります。
 また、今回の改正案には、さきの通常国会で与党が提案いたしました定数削減につきましても、その実現を求める多くの国民の声にかんがみ、改めて盛り込むことにしております。
 以上が、この法律案を提出しようとするに至った理由でございます。
 次に、以下、その内容の概要を御説明申し上げます。
 第一は、参議院議員の定数を削減する改正についてであります。
 参議院議員の定数は、現行の二百五十二人から十人減じて二百四十二人にすることとし、比例代表選出議員を百人から九十六人に、選挙区選出議員を百五十二人から百四十六人にすることとしております。
 第二は、参議院比例代表選出議員の選挙を非拘束名簿式比例代表制とする改正についてであります。
 その一は、投票方法については、選挙人は、名簿登載者の氏名または政党の名称を自書することとなります。
 その二は、立候補届け出については、当選人となるべき順位は付さない名簿を届け出することとなります。
 その三は、当選人の決定については、まず、政党ごとに個人名の得票数及び政党名による得票数を合算して得られる得票数に基づき、ドント方式によりそれぞれの政党の当選人の数を定めます。
 次に、各政党の名簿登載者の間における当選人となるべき順位は、その得票数の最も多い者から定めることとしております。
 その四は、名簿登載者に認められる選挙運動については、旧全国区のときの選挙運動よりも大幅に抑制することとしております。
 その五は、いわゆる連座制の適用についてであります。
 名簿登載者のための選挙運動が認められることに伴い、いわゆる連座制について適用することとしております。
 その他、所要の規定の整備を行うこととしております。
 以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。
 何とぞ、慎重御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。(拍手)

発言情報

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発言者: 片山虎之助

speaker_id: 18444

日付: 2000-10-06

院: 参議院

会議名: 選挙制度に関する特別委員会